customization
Tacticoでは、拡張キットという仕組みを用いて機能を拡張することができます。具体的には、
といったことが可能です。(Tacticoのエディションによって機能の利用可・不可が異なります。詳細はトップページの機能比較表をご覧ください)
拡張キットは、XMLという形式で書きます。XMLについて解説した書籍やWebサイトは多数ありますが、TacticoではXMLのうちごく初歩的な内容しか使いませんので、既存の拡張キットを見て真似をすれば十分間に合うものと思います。
拡張キットは、Tacticoをインストールしたディレクトリの下のextensionディレクトリに配置します。ここに置いた、拡張子が.xmlまたは.tacticoであるファイルが読み込まれます。
拡張キット全体の構造は、以下のようになっています。
<?xml version="1.0" encoding="shift_jis"?> <tactico-extension id="tactico" version="1.0"> (拡張キット本体) </tactico-extension>
ルート要素tactico-extensionの下には、以下の要素を配置します。
staticChart | 日足・週足・月足チャートの構成 |
realtimeChart | 日中チャートの構成 |
indicatorDef | テクニカル指標の定義 |
figureBoard | ウォッチリストの構成 |
alert | アラートの構成 |
functionDefinitions | 関数の定義 |
それぞれのリンク先に詳しい解説があります。
OmegaChartの拡張キットの互換性はいまのところありません。以前のよくない仕様をまとめてバージョンアップさせたのが主な理由です。
それほど大きくない書き換えで移植できるとは思いますが、書き換えが必要なことは変わらないのでユーザの方には手間をかけさせてしまうことになり申し訳ありません。要望が強ければ、OmegaChartの拡張キットがそのまま読み込める機能を追加する可能性がありますが、具体的な予定はありません。
なお、この移植をするにあたってのテクニカルサポートは無償ですので必要な方はご利用ください。
拡張キットはスクリプトを埋め込んで非常に柔軟性の高いカスタマイズができることが特徴です。しかし、思い通りのスクリプトを書くにはある程度の試行錯誤が必要なため、スクリプト単体で動作確認ができるような機能がついています。
メニューのツール - 高度な機能にあるスクリプトのテストを選択すると、右のような画面が出て入力したスクリプトの動作確認ができます。これで実験をしてから、実際に拡張キットに組み込むと手間が軽減できると思います。
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